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増加基調 IT関連など、「6割が年収増」も

2024.10.04
企業に属さずフリーランスとして働く人が再び増加基調だ。リクルートの調査研究機関、リクルートワークス研究所の推計によると、フリーランスを本業とする人は直近データの2023年で約320万人となり、前年比4%増えた。新型コロナウイルス禍で減少した後、2年連続で増加した。IT関連の業務が多く、年収のアップも起きている。
フリーランスは一般的に雇用契約を結ばず業務委託などで仕事を引き受ける。実店舗は持たない。広い意味では副業での従事者も含める。
同研究所では17年からフリーランス人口の推計を開始した。「参入しやすい一方で退出も多く入れ替わりが激しい」(小前和智研究員)という特徴もあるが、23年の約320万人は直近ピークの20年(約325万人)に迫る高水準だ。
ここ数年、フリーランスが注目されるようになってきたのは、ビデオ会議など様々なITツールや、仲介サイトの普及などで、個人で仕事を引き受けやすくなったためだ。人手不足への対応の一環として、企業が人材を囲い込まずシェアして活用するという考え方が広がった面もある。コロナ禍で働き手が自分の働き方を見直すようにもなった。
業務はIT関連などが多い。プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(東京・中央)が23年末に会員などを対象に「主な収入源となる職種」を聞いたところ、ホームページのデザイナーといった「クリエイティブ・Web・フォト系」が25.1%、プログラマーなど「エンジニア・技術開発系」が18.0%だ。年齢はある程度業務経験を積んだ40代、50代が5割以上を占める。
     
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