ルート便(ルート配送)、緊急便(緊急配送)の軽貨物配送

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宅配クライシス Eコマース物流の競争構図

2022.10.31

日本郵便と楽天の提携で、EC向け物流業界の競争の構図も鮮明になってきた。
最大手のアマゾンジャパン、2番手の楽天、3番手のZホールディングのEC大手3社とも、特定の物流会社とのパートナー関係を強化する方向に向かっている。
EC物流で最も進んでいるのが、アマゾンジャパンだ。
ヤマト運輸の値上げに端を発した2017年の「宅配クライシス」を経て、自社物流網を着々と固めてきた。
アマゾンの自社倉庫をサードパーティーの出店者に開放したのが「FBA(フルフィルメント by Amazon)」という物流受託サービスだ。
さらにアマゾンは、ラストワンマイルの配送網の整備を着々と構築。
その一つが、個人ドライバーに直接業務を委託する「アマゾンフレックス」で、“物流版ウーバーイーツ”とも呼ばれるフリーランスの個人ドライバーの登録システムだ。
この他にアマゾンはラストワンマイル整備の一環で、軽貨物運送事業者との直接契約も増やしているもようで、楽天エクスプレスの委託ドライバーが乗り移った例もある。
また、丸和運輸機関やSBSといった中堅のデリバリープロバイダーをパートナーとして関係を強化している。

     
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