三菱自動車 商用軽EVの生産再開へ 物流での需要増
2022.12.12
三菱自動車は2022年10月にも商用タイプの軽電気自動車(EV)の生産を再開する。
販売の伸び悩みで21年3月末に生産を停止したが、日本郵政など物流大手からの需要が増え、方針を転換する。
今後、低価格モデルの発売も視野に生産体制を整える。
商用の軽EVはホンダや中国勢の参入が相次ぐ。物流の環境対応を背景とし、競争が激しくなりそうだ。
生産を再開するのは「ミニキャブ・ミーブ」。
11年に国内の自動車大手として初の軽商用EVとして発売し、累計で約1万台を供給した。
ただ販売が減少傾向にあったため、21年3月末に生産を終了し、一部在庫の販売にとどまっていた