やさいバス 共同配送、愛媛・香川で開始
2023.01.27
地域の農産物を地域の小売り・飲食店などに共同配送する新しい物流事業「やさいバス」が、四国でも始まった。
愛媛県内では11日から販売がスタート、香川県内で14日に荷物の出発式が開催された。
朝収穫した野菜を最短で昼前に販売できるようになり、地産地消の推進に役立つ。
また仕入れ・物流コストの削減で地域の農業や商業の活性化にもつながる。
スタートアップ企業のやさいバス(静岡県牧之原市)のコンピューターシステムを通じて実施する。
購買者は登録された生産者の商品を見て発注する仕組みで、「バス停」と呼ぶ集配荷の拠点を介して商品を発送したり受け取ったりする。
スマートフォンで利用でき、従来の複雑な野菜の物流網に比べて短時間配送が可能になる。
共同での直接配送で物流コスト低減になり、新たな販路も開拓できる。