冷蔵・冷凍の宅配ボックス
2023.07.06
パナソニックホールディングス(HD)のグループ会社が野村不動産と連携し、横浜市内の分譲マンションで冷蔵・冷凍に対応した宅配ボックスの運用を始めた。
コストや合意形成のハードルがある既存マンションでは珍しい取り組み。
不在時に食品などの荷物を保管する需要は高まっており、冷蔵・冷凍ボックスの設置機運が盛り上がる可能性もある。
野村不動産などが開発した横浜市の分譲マンション「プラウドシティ日吉」に6月に設置した。
パナソニック子会社のパナソニック産機システムズ(東京・墨田)が設置や運用の費用を負担する。
対象は一部の棟の約400戸で、宅配ボックスは15室。
最大2年間設置して課題を整理し、本格的な運用を検討する。
野村不動産は管理組合の準備や意思決定をサポートした。