ブリヂストンは26日、グループ会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパン（東京都小平市）が、輸送業者向けのタイヤマネジメント業務のサブスクリプション型サービス「トータルパッケージプラン」（TPP）のメニューを拡充、強化すると発表した。
TPPはタイヤの提案からメンテナンス、点検管理、予算管理などのマネジメント業務をブリヂストンが担い、ユーザーの使用状況に合わせてタイヤを長く、効率的に使用してもらうサービス。
すり減ったタイヤの表面（トレッド）のゴムを張り替えるリトレッドやタイヤ空気圧を遠隔モニタリングする「タイヤマティクス」、位置情報管理サービス「Bキャッチャー」なども一括で含まれる。
月額定額プランのほかに従量課金プランも用意する。
ブリヂストンは輸送業界で安全運行や経費削減に加えて環境負荷低減や業務効率化のニーズが高まっていることから、グループの店舗ネットワーク「Bセレクト」を国内展開し、輸送業者向けサービス提供をことし中に国内400店舗、将来的には500店舗で実施できる体制の構築を目指している。
TPPとBセレクトを組み合わせ、輸送事業者向けのソリューションサービス品質の向上を図る。