メルカリは16日、空き時間に数時間仕事するスポットワークの仲介を全国展開すると発表した。
日本でスポットワーカーは増えており、登録者は2月に1500万人と9カ月で4割増えた。スポットワーク仲介と「デジタル給与払い」を組み合わせて、決済ビジネスの覇権獲得を狙う会社も出てきた。
メルカリはスポットワーク事業「メルカリ ハロ」を16日から全国展開する。
首都圏の1都3県で3月6日から先行提供し、登録者は1カ月で250万人を突破した。
ツルハドラッグなど全国5万店以上の求人を掲載し、隙間時間に働きたいメルカリ利用者と人手不足に悩む個人をつなげる。
求人を掲載する事業者を増やすため、大阪に新たな拠点を設けた。
地場の店舗や中小事業者の利用を促す。
専用アプリでお気に入りの事業者を登録できる求職者向けの機能も16日に追加した。