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「未来のコンビニ」1号店を高輪ゲートウェイに来春オープン

2024.09.20

三菱商事、KDDI、ローソンは来春めどに、「TAKANAWA GATEWAY CITY」へリテールテックの実験場となる2店舗(オフィスフロア・一般フロア)をオープンする。
「TAKANAWA GATEWAY CITY」には、ローソンの株主であるKDDIが2025年春をめどに本社を移転予定だ。
新店舗では、スマホレジ、AIサイネージ、品だし・店内清掃・商品配送へのロボット活用、リモート接客などを実証実験する。
KDDIは3月、ローソンに対する公開買付けを実施し、三菱商事とKDDIは、ローソンの議決権を50%ずつ保有。両社は共同経営パートナーとなっている。
また、9月18日には、「未来のコンビニ」への変革に向けた取り組みをローソン含む3社で開始することを公表。新店舗はこの取り組みの一環となる。
三菱商事は原料調達や製造物流などサプライチェーン、海外での幅広い事業ネットワークを活用。通信関連事業を基盤とした顧客接点と、デジタルを強みにさまざまなサービスを有するKDDIと連携し、ローソンのさらなる変革を進めていく。
両社が有する事業基盤やAI・DX 技術を活用することで、リアル店舗に業務効率化・最適化するテクノロジーを導入した「Real×Tech Convenience」の実現を目指す。高輪ゲートウェイの新店舗で検証し、店舗運営への効果が確認できた技術を全国のローソン店舗へ横展開していきたい考え。
ローソンの竹増貞信社長は「新株主による経営体制がスタートしたことにより、店舗最適化・システム、業務効率化、フードテック、海外など12のテーマで3社協業ワーキンググループを作り、Real×Tech Convenienceの確立に向けて取り組んでいる。ローソンの全国約1万4000店舗というリアル拠点に、テクノロジーの力をしっかり入れていく。高輪ゲートウェイ店では納品・自動陳列マシーン、店内調理ロボ、リモート接客・よろず相談、スマホ決済など顧客利便性を高めるテックを検証する」と力強く語った。
     
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