軽貨物事業の適正化へ業界団体がロードマップ策定
2025.03.05
軽貨物運送の業界団体や企業でつくる「」(事務局・全国軽貨物協会)は10日、軽貨物輸送事業の安全対策や取引環境の改善、DX(デジタルトランスフォーメーション)などを進め、業界をさらに発展させるための行動計画「貨物軽自動車運送事業適正化推進ロードマップ1.0」を公表した。今後、ロードマップに基き、具体的な取り組みを進めていく。
同会議は、EC(電子商取引)市場の拡大にともない、軽貨物事業の需要が急速に高まる一方、保有台数1万台当たりの死亡・重傷事故件数が増加するなどしていることから「軽貨物運送事業の安全・コンプライアンス・社会課題対応が大きな課題となっている」として、業界全体で安全対策を進めるとともに、法令順守で労働環境の改善を図っていくことした。今年4月から具体的な取り組みをスタートする。