中国製の商用軽EV 日本市場で機先を制するか
2023.12.04
中国製の商用軽電気自動車(EV)が日本市場に攻め込んでいる。
その代表例が、日本のスタートアップであるASF(東京・千代田)が販売する商用軽EV「ASF 2.0」である。コスモ石油マーケティング(東京・港)は2023年5月に、自社のカーリースサービス「コスモMyカーリース」においてASF 2.0の取り扱いを始めた。
日本の完成車メーカーが現在販売している商用軽EVは、三菱自動車の「ミニキャブ・ミーブ」にとどまる。
トヨタ自動車とダイハツ工業、スズキは、共同開発中の商用軽EVを23年度内に発売する計画だ。
ホンダも24年春に、軽ガソリンエンジン車「N-VAN」ベースの商用軽EV「N-VAN e:」を発売する。
これらの日本勢(日本の完成車メーカー)の機先を制する形で攻勢をかける中国製の商用軽EVは、日本市場で存在感を示せるか。