手荷物配送を手がけるスタートアップ、Airporter（エアポーター、東京・中央）は、2025年にインバウンド（訪日外国人）の荷物を大阪市内のホテルから海外の空港に届けるサービスを始める。
利用者は帰国先まで「手ぶら」で移動でき、関西国際空港の混雑を防ぐ効果も期待できる。
25年国際博覧会（大阪・関西万博）で増加が見込まれる旅行客の需要を狙う。
サービス名は「シティチェックイン」。出発前日の午後11時までに専用ウェブサイトに氏名や便名、予約番号などを登録し、当日の午前9時までに大阪市内の指定ホテルに荷物を預けると、午後4時以降の便に間に合うように空港まで配送して航空会社に引き渡す。
手荷物カウンターに自ら預ける必要がなく、帰国先の空港のレーンで受け取る。