2024年4月から宅配便、平均7%値上げ
2023.11.22
佐川急便は10月27日、持続可能な物流インフラの維持と品質の向上を目的に、宅配便などの届出運賃を、2024年4月1日より改定すると発表した。
価格改定の概要は、対象が飛脚宅配便(飛脚クール便含む)、飛脚特定信書便、飛脚国際宅配便。
改定日は2024年4月1日から。運賃改定率は、飛脚宅配便が平均7%程度、飛脚特定信書便が平均5%程度、飛脚クール便付加料金(対象は140サイズ(30 ㎏)のみ)が220円の値上げ。国際宅配便が平均6%程度となっている。
今後も経済状況や市場の変化を考慮し、適時運賃などの見直しを予定しているとしている。
佐川急便は2023年4月にも最大10%の価格改定を行い、物流の2024年問題に対応するため、パートナー企業との取引単価の見直しや、燃料補助金の支給、従業員の処遇改善などを実施してきた。
同社としては、2年連続の値上げとなる。