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中古車改造し宅配EV1000台

2024.03.08

アマゾンジャパン(東京・目黒)の配送業務の受託を手掛ける丸和運輸機関は、中古ガソリン車を改造した軽商用バンの電気自動車(EV)を導入する。
商用EVの新車供給が限られているためで、2030年までに全車両の約3割の1000台程度を置き換える。
導入コストを抑えた脱炭素の取り組みとして、同様の中古改造EVが広がりそうだ。
丸和運輸は荷主企業の物流を一括して引き受ける事業を得意とする。電子商取引(EC)市場の拡大に合わせて、アマゾンなどから需要を取り込み、親会社のAZ-COM丸和ホールディングスは24年3月期の売上高で前期比12%増の2000億円を見込む。
丸和運輸はみずほリースと組んで改造EVをリース契約で導入する。車両改造はEV新興のFOMM(フォム、横浜市)が担い、スズキの軽商用バン「エブリイ」を電池交換式EVにする。
1回7時間半の充電で100キロメートル走る。積載量は最大350キログラムで、走行距離が短い宅配に使う。
改造費用は1台約140万円を見込む。将来は新車EVと比べた際の導入コストを半分に抑えられると試算する。
1台当たり電気料金もガソリン代に比べて、年間40万〜50万円ほど安くなる。
交換式バッテリーの充電拠点を各配送エリアの営業所に設け、午前中の配達が済んだ後などに荷物の積み込みと合わせて交換できるようにする。

     
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